KOHEI TAKAHASHI

WORK

作品の漂流-京都市美術館所蔵の作品について |Drifting of the work – About the Collection of Kyoto Municipal Museum of Art

作品の漂流-京都市美術館所蔵の作品について |Drifting of the work - About the Collection of Kyoto Municipal Museum of Art
京都市美術館側:サウンド・インスタレーション|2018年制作、ロームシアター京都側:廃棄された収蔵庫,ダンボール,木材,他|2018年制作
写真撮影|守屋友樹

《作品の漂流-京都市美術館所蔵の作品|Drifting of the work – About the Collection of Kyoto Municipal Museum of Art》は、改修中の京都市美術館のコレクションをモチーフにした2種からなる作品である。

京都市美術館側の展示
1つは京都市美術館の工事外壁内側にスピーカーを設置し、京都市美術館が収蔵する全作品約3200点の情報が音読によって再生される作品である。作品情報は、作者/タイトル/制作年/寄贈or購入が読み上げれれ、収蔵年順に約3200点が約8時間30分再生され続ける。また外壁面には初代収蔵庫の竣工式のイメージに、2017年に府外の仮設収蔵庫に作品が移動される様子のイメージを重ねた壁紙を設置。加えて美術館再整備のドキュメント映像のリンクが記入されている(URL:https://vimeo.com/250452731)。

 

ロームシアター京都側の展示
ロームシアターのエントランス及び館内の廊下部分に設置。エントランスには、2017年より休館し改修工事により廃棄された絵画の作品収蔵棚を解体・移設した。棚の内部や周りには、美術館が改修リニューアルされた後、将来のコレクションされる作品を想定し、命名したタイトルの作品ボックスを設置。

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