切断してみる。ー二人の耕平|work on five hypotheses to cut off…
本展企画の学芸員:千葉真智子が設定する「切断に関する5つの設問」に対し、出品者である小林耕平、髙橋耕平の両者が応答する形式で構成される展覧会。展示構成:①言葉を切断する。②時間を切断する。③私を切り刻む。④生と死。⑤私のいない世界、人類のいない世界を考える。
1:言葉を切断する
街を歩く過程で目にする言葉を髙橋が発話し、それを録音した音声の作品を設置。
録音場所は、東京都渋谷区渋谷センター街、東京都台東区秋葉原、京都市南区-伏見区、滋賀県大津市、愛知県豊田市
2:時間を切断する。
剥がされた掲示物の破片を採集、再構成し、再掲示。掲示伝達の用途を終え、文字通り切断された時間の断片。それを別の価値として掲示する。
3:私を切り刻む。
「私」を言葉によって採集し造形化、動作を与えた作品。(映像:26分47秒)
4:生と死。
親の死に目と自分の死・死後について、三姉妹への取材をもとに制作した作品。(映像:36分52秒)
5:私のいない世界、人類のいない世界を考える。
小林耕平との共同制作。オブジェと映像作品。(映像:18分03秒)